銀猫
詞・曲 小津(銀)

貴方色に染まれたとしても私色に染まれないでしょう
気付いていて 分かっていて でも時は私を捨てる
誰も彼も同じ場所から歩き始めたのに
皆の姿が霞む事実
金に向かう銀猫よ この期に及んで匙投げる
地に恵む水の様にその身が救いとなるように
知らぬ間にも時は流れ私だけが置き去られて
気紛れな猫の目にも涙
背に疼く皆の目を捉えて離さない愚かさよ
地に聳えるこの木の様に大きな心で歩みましょう



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