羊が二匹で眠らせてください
詞・曲 小津(銀)

今宵の内にまた物語の幕開け 私は長い夜の中迷う
好きではないけれど 嫌うわけでもないけれど
恋を予感したの あなたの笑顔
爪弾くギターはイーマイナーを誘う 冬の寒さ涙を誘うけれど
確かな愛情が形になればきっと素直になれたのに
午前0時を回る 眠りを妨げる恋煩い
もうすぐ陽が昇るじゃない 羊が二匹で眠らせて
恋文に綴る程昭和を生きてません 術などいくらでもあるのに近づけない
ひたすら待つ身なのか どうなのか このままじゃそうでしょう
つくづく私はダメね
一人じゃない訳じゃないけれど 淋しくない訳じゃないけど
強がる訳じゃない
裸足のまま駆けるように諦めたなら情けをかけられるかななんて考える
愛は消えない 絶えない 歯痒い 儚い 見えない 結えない 留められない
それでも求め続ける
自分を信じることはつまり人を疑うことと理解してたの
皮肉を言って 詰って 冷たくしてよ 忘れて 忘れて
忘れてあげてよ
今は草木も眠るうしみつ時よ でも夢か現か
もうすぐ陽が昇るじゃない 羊が二匹で眠らせて
今に尽くしきってさよならを言うのでしょう



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