狼之歌
詞・曲 小津(銀)

時折目にする笑顔は痛く だけどもここでは仕方あるまいと
初めから何でも出来るものじゃなく幾度の敗北を繰り返すものです
みんなきっと望まない それでも夢見させて
叶う叶わぬ言いません ただあの空が懐かしくてね
もとより現実は御伽噺ではなく与えられた命皆謳う それなりに
優れていたならば恵まれていたならば
そう思いはじめては歌を忘れてく
「天上天下唯我独尊」これぐらい気負えば開き直る?
人より勝らなくとも蛙の子は蛙さ
みんなきっと望まない それでも夢見させて
叶う叶わぬ言いません ただあの鳥が羨ましくて
狼よ あえてここはそう呼ばせてもらうけどね
狼よ 歌いましょうこんな雨の時こそ
狼よ さあ渡りましょう両足を地に付けて
狼よ 聞こえますか?天翔けることなかれ



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