少女に雨は哀しすぎる
詞・曲 小津(銀)

文月 午後の晴れた空に雲が掛かる間際
独りでいた 独りだった少女を見掛けました
彼女は心を無くしたような 悲しい顔している
声を掛ける事も躊躇う そんな辛い瞳をしてた
アノ日愛を置き忘れた様 今になって逢いたくて
アノ日愛を捨て忘れた様 今は愛してはならぬ人よ
雨が降りました 雨が降りました
雨に濡れながら消えてゆく少女
去りました 見えなくなりました
少女に雨は哀しすぎる
不思議ですね 今知りました 別れは愛を悔やませる
不思議ですね 終わりの時は 忘れまいと愛が疼くもの
夜は泣かせてよ 夜は泣かせてよ
逢わない 逢えない 判っているけどね
違う娘ね あれは違う娘ね
それでいくらか心は晴れる
雨が降りました 雨が降りました
雨に濡れながら消えてゆく少女
去りました 見えなくなりました
少女に雨は哀しすぎる



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